- 出前館配達員って制服を着るの?
- どんな服装で配達するの?
- NGの服装ってあるの?
出前館の配達員の仕事に興味のある方向けに今回は上記の悩みを解説します!
先に結論をお伝えすると制服はなく私服で配達することが可能です。
ただし出前館は他社と比べてやや厳しい服装ルールがあるんですよね。
ルールを破るとアカウント停止のリスクがあるため、詳しく解説します。
出前館配達員の服装で守るべき6つのルール
出前館配達員の服装で守るべきルールは下記の6つとなります。
- 清潔感のある服装
- 出前館の帽子が必須
- 派手な格好はしない
- 他社ロゴバッグを使用しない
- ヘルメット着用まま商品を渡さない
- サンダルを履いて配達しない
上記は、実際に出前館公式の身だしなみルールで記載がある項目です。
出前館は他のフードデリバリーサービスと比較してもルールがしっかり決められています。
破ってしまうと利用客からの低評価やアカウント停止につながるため、注意が必要。
それぞれ解説していきますので、ご参考にしてみてください。
清潔感のある服装
まず基本は「清潔感のある服装」です。
ズボンについては黒い無地である必要があり、ハーフパンツはNGです。
シャツについては自由となりますが、派手なものは避けましょう。
基本的には無地の白いポロシャツなどがおすすめです。
寒い時期に着る上着についてもなるべく無地のものが良いでしょう。
出前館の帽子が必須
出前館では帽子の着用が必須となっています。通称「出前館キャップ」です。
「ヘルメットを被る時はどうしたら良いの?」と思う方もいるかと思いますが、ご安心ください。
出前館キャップは基本的に商品のピック時とドロップ時に着用すればOK。
つまりお店や利用客が出前館の配達員であると認識できれば問題がありません。
ヘルメットを被ると忘れがちですが、なるべく忘れないように心がけましょう。
派手な格好はしない
出前館では派手な格好もNGです。
服装に限った話ではなく、装飾品(ピアス)や派手髪もNG。
茶髪など目立たない程度であれば許容範囲です。
フードデリバリーの配達員は自由なスタイルで仕事できるイメージです。
しかし、出前館はやや厳しく一般的な身だしなみが求められます。
他社ロゴバッグを使用しない
出前館では他社のロゴが見えているバッグを使用してはいけません。
同時配達などを行う際には、他社のロゴを隠す必要があります。
出前館のロゴがないとダメという訳ではないですが、しっかりと覚えておきましょう。
そのため、同時配達に選ぶサービスもロゴの指定がないところを選ぶと良いです。
いちいち隠したち張り替えるのが面倒であれば、ロゴなしのバッグを使うのがおすすめ。
出前館公式バッグは現在販売終了しているため、ネットで探すようにしましょう。
ヘルメット着用まま商品を渡さない
ヘルメットを着用したまま商品を受け取ったり渡したりするのはNGです。
毎回ヘルメットを外すのは少し面倒に感じるかもしれません。
そもそも出前館ではキャップの着用が義務。
ヘルメットを外さないといけないため、忘れないように気をつけましょう。
サンダルを履いて配達しない
出前館ではサンダルの着用についてNGであることを明確にルール付けしています。
理由はドライバーの安全性と清潔感を保つためとのこと。
そもそもサンダルでの配達は危険が伴います。
なるべくシンプルかつ動きやすい靴を履くと良いでしょう。
スニーカーや無地のランニングシューズなどが無難でおすすめ。
制服の貸与なく赤い服は着る必要はない
出前館配達員は赤い服を着ているというイメージがある方も多いのではないでしょうか。
しかし実は赤い服を着用しているのは、出前館のアルバイト配達員のみです。
業務委託として働く分には、赤い服を着用する必要がありません。
現在出前館はアルバイト配達員を募集しておらず、業務委託のみで募集しています。
赤い服のイメージは過去のアルバイト配達員のイメージで、今は着用されていません。
それに伴って制服の貸与が行われることもないため、服装は自分で無難なものを用意しましょう。
出前館の服装ルールを破った場合のリスク
出前館で服装ルールを破った場合に考えられるリスクは、以下のとおりです。
- 店舗からクレームが入る
- 注文者(利用客)からクレームが入る
- 出前館から厳重注意を受ける
- アカウント停止になる場合もある
上記の通りで、繰り返し破る場合にはアカウント停止になることも。
1〜3回程度は厳重注意で済みますが、4、5回と重ねると非常にリスクが高いです。
また、出前館では注文者による任意の評価システムもあります。
ルール違反を繰り返していると、低評価が増えていく恐れがあるのです。
どちらにせよ出前館で配達するのが厳しい状態になる可能性が高くなります。
安定して高収入を得たいのであれば、服装ルールは守るようにしましょう。
Uber Eats は出前館に比べてゆるい
Uber Eatsの配達員は出前館と比較して服装が自由です。
下記は実際に出前館とUber Eatsの服装について比較した表になります。
出前館 | Uber Eats | |
帽子 | 受け渡し時に着用必須 | 必須ではない |
シャツ | 無地でシンプルなもの | 指定なし(清潔感のある服装) |
ズボン | 無地の黒ズボン(ハーフパンツNG) | 指定なし(清潔感のある服装) |
靴 | サンダルなど安全性や清潔感に欠けるものはNG | 指定なし(サンダルなどは非推奨) |
バッグ | 他社ロゴNG、出前館ロゴは見えなくてもOK | 指定なし(他社ロゴは非推奨) |
髪型 | 派手な髪型はNG(金髪など) | 指定なし(清潔感のある髪型) |
ピアス等 | 派手な装飾品はNG | 指定なし(派手なものは非推奨) |
上記のとおりで、Uber Eatsについては全く指定がありません。
とはいえ、サンダルはシンプルに危険性が高いので非推奨です。
また店舗や注文者からの印象もあまり良くないため、低評価をもらう恐れも…。
同じ理由で、派手なピアスや不潔な印象を抱かせる服装もおすすめしません。
Uber Eatsでは指定こそないものの、清潔感のある服装を心がけましょう。
また、Uber Eatsでは他社ロゴについて記載がありません。
他社ロゴがついたバッグで同時配達するという方もいるようです。
しかし、店舗や注文者の誤解を招く恐れがあるため、ロゴは隠した方が無難でしょう。
まとめ
キャップの着用義務や短パン・サンダルNGなど出前館の服装はやや細かいのが難点。
服装ルールを破ると最悪アカウント停止のリスクがあり、面倒な印象があります。
服装の自由さはUber Eats と比べて確実に見劣りします。が、収入面はやはり魅力的。
出前館の配達員として働くなら、面倒ですがルールは守ったほうがベターです。
今後はUber Eatsだけでは稼げない
最後に2018年頃から配達員をやっている僕からこの業界のトレンドをお話します。
- Uber Eatsは稼ぎにくくなった
- 「掛け持ち」スタイルが増えた
この仕事で収入をある程度得るには、配達をいかにこなすかが重要です。
しかし、今は配達員が増え配達依頼が受けづらい=稼ぎづらいんですよね。
今から始めるなら、2つのデリバリーサービスを登録するのが賢い選択です。
メインで稼ぐなら『Uber Eats』
先ほどUber Eats が稼ぎづらいとお伝えしましたが、あくまでも昔と比較してです。
今もなんだかんだで稼げます。そのためメインで稼ぐならUber Eats 一択でしょう。
【Uber Eats の配達パートナーに登録する】※リンク先:Uber Eats 公式サイト
サブで登録するなら『出前館』
サブで配達するなら個人的には出前館がオススメです。
『出前館』:配達報酬が高い
出前館はUberと比べて1件あたりの配達報酬が2倍と高額。
インセンティブも高いため、効率的に稼げます(例:夕方の都内で配達の場合)。
会社 | 最低報酬 | インセンティブ | 1配達の報酬 |
---|---|---|---|
Uber | 300円〜 | 1.1〜1.4倍 | 330〜420円 |
出前館 | 550円〜 | 1.1〜2倍 | 605〜1,100円 |
同じ労力でも出前館ならUber と比べて2倍稼げる計算です。
出前館に登録しないとむしろ損。得られるはずの収入を自ら捨てるようなもの…。
【出前館の配達パートナーに登録する】※リンク先:出前館 公式サイト
稼働が遅いと損
ちなみに掛け持ちをするなら早めの稼働が無難です…。理由は以下の通り。
- 2社の配達報酬が今後下がる恐れがある
日本に上陸した頃のUber Eats は配達員を増やすため報酬を高くしていました。
ただ配達員が増えてからは報酬をどんどん下げているんです。
出前館の報酬が高いのもUberを追い抜きたい今の時期だけだと考えます。
Uberと同様に報酬を引き下げてくるはずです(1件600円⇒300円になるかも)。
想像してください。配達の労力は同じで汗水たらして一生懸命自転車を漕ぎます。
だけど報酬は今より半分に落ちている状況を…。自分の稼ぎの低さに愕然とするはず。
フーデリの副業に興味があるならすぐに登録して稼働しないと損ですよ!
2社に興味がある方にオススメ記事
Uber Eats と出前館は日本のフーデリ市場の2大勢力。
「どっちかで配達したい」「どっちも登録したい」といった方も多いはず。
下記の疑問を抱く方も少なくないためそれぞれ解説記事を用意しました。
- Uberと出前館ってどっちが稼げる?
- 掛け持ちで配達する際の注意は?
せっかくなら効率的に稼ぎたいという方は読まないと損ですよ!


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