- Uber Eats と出前館の掛け持ちは可?
- 掛け持ちのメリット・デメリットは?
- 掛け持ちする際の注意点はあるの?
Uber Eats と出前館の二刀流で配達をしてみたいと考えている方向けの記事です。
掛け持ちの可否や掛け持ちのメリット・デメリットをなどを解説しましょう。
先に要点をお伝えすると掛け持ちはでき、効率よく稼げるようになります。
ただし、やり方を誤るとアカウント停止になり二度と配達ができなくなる恐れも…。
効率よく配達したいけど垢BANリスクは避けたい方以外は読まないでください。
Uber Eats と出前館の掛け持ちは可能
結論ですが、Uber Eats と出前館の掛け持ちは可能です。
ただし注意点などもあるため、少し具体的に解説していきます。
同時オンはOK/同時配達はNG
配達アプリの同時オンや掛け持ちについては規約上とくに問題ありません。
ただし、2つを同時に配達することはNGとなっています。
掛け持ちOKと聞くと同時配達もできるように感じますが、実際はNGです。
十分にご注意ください。
掛け持ち配達員は多くなっている
現在では2つ以上のフードデリバリーを兼業している配達員が6割程度います。
多くのフードデリバリー会社が掛け持ちをOKとしているため、徐々に増えてきている印象ですね。
掛け持ちした方が効率よく稼げることもあり、現在では人気の働き方でもあります。
Uber Eats と出前館を掛け持ちするメリット
ここでは Uber Eats と出前館を掛け持ちするメリットについて解説します。
掛け持ちで効率よく稼ぎたい方は、ご参考にしてみてください。
待機時間が短くなる
最も大きいメリットは「待機時間が短くなる」ということです。
Uber Eats のみで配達していると、全く依頼が入らないタイミングがあります。
しかし、出前館も掛け持ちで配達することでこのタイミングを減らすことが可能。
当たり前ですが、掛け持ちだと依頼が入るチャンスがおおよそ2倍になります。
待機時間が発生しない方が効率よく稼げるので、これは大きなメリットですね。
多くの掛け持ち配達員もこれを目的としているようです。
リスクが分散される
2つを掛け持ちすることで、稼げなくなるリスクを分散することができます。
具体的には、以下のようなリスクですね。
- 料金システム改変のリスク
- サービス終了のリスク
- アカウント停止のリスク
Uber Eats では、過去に料金システムが改変され、稼ぐづらくなったという配達員もいます。
また2022年1月には「foodpanda(フードパンダ)」というサービスの日本撤退がありました。
このような事態は配達員にとって大打撃であり、大きなリスクとなります。
稼げなくなるリスクを分散するため、掛け持ちをする配達員もいるようですね。
Uber Eats と出前館を掛け持ちするデメリット
ここでは Uber Eats と出前館を掛け持ちするデメリットについて解説します。
「掛け持ちって本当に大丈夫?なんか不安・・・」という方は、ご参考にしてみてください。
クエストが達成しづらい
Uber Eats のクエストは、「○回配達達成でインセンティブ」のような内容です。
しかし、2つを掛け持ちすることでこの配達回数が2つに分散してしまいます。
そのためクエストがどうしても達成しづらいというデメリットがあるようですね。
リクエストが入りづらくなる恐れ
掛け持ちすることでリクエストが入りづらくなる可能性があります。
理由としては、同時配達することで依頼の応答率が下がるからです。
出前館の配達中に Uber Eats で依頼が入ったとしても、キャンセルせざるを得ません。
このようにキャンセルを繰り返し応答率が下がると、依頼が貰いづらくなります。
具体的に何%キャンセルするとNGといった指標はありませんが、バランスよく配達をしましょう。
対策として、ピーク時間は片方の配達アプリのみ起動する方が良いかもしれません。
依頼が入りづらい時だけ掛け持ちするといった対策がおすすめです。
Uber Eats と出前館を掛け持ちする方法
Uber Eats と出前館を掛け持ちして稼ぐための方法を解説していきます。
まずは2つの配達サービスを登録しておきましょう。
Uber Eats 配達員に登録
まずは Uber Eats の配達員に登録しておきましょう。
登録については下記の記事で解説していますので、ご参考にしてみてください。
出前館配達員に登録
出前館配達員の登録も済ませておきましょう。
登録については下記の記事で解説していますので、ご参考にしてみてください。
※内部リンク「出前館配達員に必要なもの・書類まとめ」
アプリ同時起動で配達
配達時は、Uber East と出前館のアプリを両方とも起動しておきます。
先に依頼が入ったほうのアプリで依頼を受け、そのまま配達を行います。
繰り返しですが、同時に依頼を受けるのはNGです。
配達遅れなどに繋がりますので、くれぐれもご注意ください。
Uber Eats と出前館の掛け持ち時の注意点
Uber Eats と出前館を掛け持ちする際の注意点をご紹介しておきます。
アカウント停止などを避けるためにも必ず抑えておきたいポイントです。
出前館のアプリを表に出す
2つのアプリを同時起動する際は、常に出前館のアプリを表示しておきましょう。
Uber Eats の配達アプリはバックグラウンドでも通知が来ます。
しかし、出前館アプリではこのバックグラウンド通知が届きません。
せっかく依頼が入っていても受けることができないため、ご注意ください。
今後アプリリニューアルで改善される可能性はありますが、上記の方法が確実となります。
出前館の服装規定に注意
出前館では服装の指定があるため、ご注意ください。
ズボンは黒のものが必須で、ハーパンやサンダルはNGです。
Uber Eats では服装の規定がありませんが、掛け持ちする際には気をつけましょう。
また、出前館配達の際は「出前館キャップ」の着用が必須。
出前館からの配達依頼の際はしっかりと着用するようにしましょう。
他社のロゴマークは隠す
Uber Eats の配達時に出前館のロゴが見えているような状況は避けましょう。
もちろん逆もしかりで、出前館配達時に Uber Eats のロゴが見えているのはNG。
最悪の場合、お客様からのクレームでアカウント停止になります。
そのためロゴの入っていないデリバリー専用バッグがおすすめ。
すでにロゴ入りのバッグを使用している方も、隠すようにすれば問題なしです。
他社のロゴマークは必ず隠すようにしましょう。
サービス名を間違えて挨拶しないようにしよう
2つのデリバリーを掛け持ちすると、ついサービス名を間違えてしまいがちです。
出前館の配達時に「Uber Eats です!」と挨拶してしまうとクレームにつながるかもしれません。
お客様や店舗従業員は掛け持ちで配達していることを知らないのが普通です。
混乱を招かないためにも、サービス名の言い間違いにはくれぐれもご注意くださいね。
Uber Eats と出前館を掛け持ちで稼ぐコツ
同時配達ではなく日時でわける
2つのアプリを同時起動することもできますが、日時で使いわけるのも一つの手です。
例えば、
- 平日→Uber Eats
- 休日→出前館
もしくは
- 日中→出前館
- 夜間→Uber Eats
というように曜日や時間帯でわけることができます。
自分の配達エリアにおけるそれぞれのピーク時間帯に合わせて切り替えるのもアリ。
同時配達は応答率が下がるリスクもあるため、このような使用方法がおすすめです。
キャンペーンがある方で配達
各デリバリーサービスでは期間限定のキャンペーンを設けていることがあります。
「今週は出前館のキャンペーンがあるからこっちをメインにしよう」
「今日は Uber Eats で効率の良いクエストがあるから、こっちで配達しよう」
というようにキャンペーンに合わせて使い分けるのがおすすめ。
これは3つ目のサービスを掛け持ちする上でも使えるコツなので、覚えておきましょう。
まとめ
Uber Eats と出前館を掛け持ちして副業を行うと効率よく稼げるようになります。
これからフードデリバリーの副業を始めるなら掛け持ち配達が絶対オススメ。
フードデリバリーが日本に広まり出した2018年頃と比べて稼ぎ辛いからです。
- 昔は配達員を確保するため高い報酬が必要だった
- Uber Eats の報酬やインセンティブも高めだった
- 1回の配達で700円前後は稼げた
- 配達員も少なくないため配達回数も増やしやすい
- Uber Eats の配達員をするだけで十分稼げた状態
- 配達員が増えたため高い報酬が不要になった
- Uber Eats の報酬やインセンティブも低めに
- 1回の配達で300円〜500円ほどに低下
- 配達員が増えたため配達回数が稼げにくい
- Uber Eats の配達員をするだけは稼ぎづらい
上記のように配達員を取り巻く環境が変わっています。
「せっかくなら効率よく稼ぎたい」という方は掛け持ち配達が賢い選択です。
今後はUber Eatsだけでは稼げない
最後に2018年頃から配達員をやっている僕からこの業界のトレンドをお話します。
- Uber Eatsは稼ぎにくくなった
- 「掛け持ち」スタイルが増えた
この仕事で収入をある程度得るには、配達をいかにこなすかが重要です。
しかし、今は配達員が増え配達依頼が受けづらい=稼ぎづらいんですよね。
今から始めるなら、2つのデリバリーサービスを登録するのが賢い選択です。
メインで稼ぐなら『Uber Eats』
先ほどUber Eats が稼ぎづらいとお伝えしましたが、あくまでも昔と比較してです。
今もなんだかんだで稼げます。そのためメインで稼ぐならUber Eats 一択でしょう。
【Uber Eats の配達パートナーに登録する】※リンク先:Uber Eats 公式サイト
サブで登録するなら『出前館』
サブで配達するなら個人的には出前館がオススメです。
『出前館』:配達報酬が高い
出前館はUberと比べて1件あたりの配達報酬が2倍と高額。
インセンティブも高いため、効率的に稼げます(例:夕方の都内で配達の場合)。
会社 | 最低報酬 | インセンティブ | 1配達の報酬 |
---|---|---|---|
Uber | 300円〜 | 1.1〜1.4倍 | 330〜420円 |
出前館 | 550円〜 | 1.1〜2倍 | 605〜1,100円 |
同じ労力でも出前館ならUber と比べて2倍稼げる計算です。
出前館に登録しないとむしろ損。得られるはずの収入を自ら捨てるようなもの…。
【出前館の配達パートナーに登録する】※リンク先:出前館 公式サイト
稼げるのは今だけ(登録が遅いと損)
ちなみに掛け持ちをするなら早めの登録が無難です…。理由は以下の通り。
- 2社の配達報酬が今後下がる恐れがある
日本に上陸した頃のUber Eats は配達員を増やすため報酬を高くしていました。
ただ配達員が増えてからは報酬をどんどん下げているんです。
出前館の報酬が高いのもUberを追い抜きたい今の時期だけだと考えます。
来年にはUberと同様に報酬を引き下げてくるでしょう(1件600円⇒300円になるかも)。
想像してください。配達の労力は同じで汗水たらして一生懸命自転車を漕ぎます。
だけど報酬は今より半分に落ちている状況を…。自分の稼ぎの低さに愕然とするはず。
イヤですよね?フーデリの副業に興味があるならすぐに登録しないと損ですよ!
2社に興味がある方にオススメ記事
Uber Eats と出前館は日本のフーデリ市場の2大勢力。
「どっちかで配達したい」「どっちも登録したい」といった方も多いはず。
下記の疑問を抱く方も少なくないためそれぞれ解説記事を用意しました。
- Uberと出前館ってどっちが稼げる?
- 掛け持ちで配達する際の注意は?
せっかくなら効率的に稼ぎたいという方は読まないと損ですよ!


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