- 出前館の配達員の登録でいる書類って?
- 配達員になったら何を揃えればいい?
- 配達時にどんなアイテムが役に立つ?
出前館の配達員の登録時や配達時に必要になる書類・持ち物を解説します。
配達に欠かせない便利アイテムなどもあわせてご紹介。
出前館の配達として活躍したい方は読まないと損です!
出前館配達員の登録で必要なもの・書類
ここでは、出前館配達員の登録で必要なもの・必要な書類について解説していきます。
出前館配達員になろうか考えている方は、ぜひご参考にしてくださいね。
必要書類/必要なもの | 種類 | 備考 |
---|---|---|
必要書類 | 本人確認書類 | 運転免許証、パスポート |
必要書類 | 車両登録書類 | 自転車:任意保険 原付き:任意保険、自賠責 125CC:上記+事業用ナンバー |
必要なもの | 銀行口座がわかるもの | キャッシュカードや通帳 |
本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
本人確認書類として使用できるのは上記の通り。
顔写真付きのものが認められています。
原付やバイクの場合はもちろんですが、運転免許証の提出が必須です。
車両登録書類
万が一の事故などに備えて、出前館では各車両によって必要な書類があります。
各車両における登録書類を記載していますので、該当のものを参考にしてくださいね。
自転車:任意保険
自転車の場合は、任意保険の証明書が必要となります。
他デリバリーサービスでは不要な場合も多いですが、出前館配達員では必須のようです。
そもそも自転車の保険は、事故の時にしっかりと保証してくれるもの。
年間2000~5000円くらいのため、この機に加入しておきましょう。
原付:任意保険・自賠責保険
原付の場合は、任意保険と自賠責保険の2つが必要です。
自賠責保険は誰もが加入していますし、任意保険もほとんどの方が加入していることと思います。
出前館配達員では、これらの各証明書を提出します。
保険証のコピーを取る必要はなく、ファイルにて提出可能です。
万が一任意保険に加入していない場合は、これを機に加入することをおすすめします。
125cc:任意・自賠責保険・事業用ナンバー
125cc超バイク・軽自動車の場合も任意保険と自賠責保険の提出が必須。
またこれに加えて事業者ナンバープレートの写真、もしくは事業者登録証明書が必要です。
事業者登録していない配達員は、出前館に限らず違反となります。
もし未登録の方がいましたら、各県の運輸支局にて登録しておきましょう。
費用は2000円程度となっており、そこまで大きな費用はかかりません。
その他
身分証と車両登録書類に加え、報酬を振り込むための銀行口座を用意しておきましょう。
出前館配達員の登録時にも、振込口座がわかる通帳やキャッシュカードなどが必須。
ちなみに報酬の振込を行う際の振込手数料は、配達員負担となります。
出前館の場合は、「三井住友銀行」が手数料無料となっているようです。
出前館の配達員で必要なもの【必須】
ここでは配達を行う際に必要となるものについて解説します。
登録書類とは別で、そもそも配達に必須のものなので、事前に用意しておきましょう。
配達車両
当然ですが、配達には車両が必要ですよね。
使用できる配達車両は以下の通り。
- 自転車
- 原付
- バイク(125cc超)
- 軽自動車
バイクや軽自動車の場合は黒ナンバーが必須。
注意点としては、登録時に申請した車両のみでしか配達ができないということです。
例えば、「自転車で登録したにもかかわらず配達ではバイクを使う」といった行為はNG。
配達する車両を変更する際には、必ず登録車両も変更するようにしておきましょう。
おすすめの自転車
自転車の場合は、走行しやすいものがおすすめ。
- 電動アシスト車
- マウンテンバイク
- クロスバイク
上記のような自転車であれば、体力の消耗を抑えることができます。
とはいえ値段はやや高めなので、ここはご自身で自由に決めてOK。
もちろんママチャリや折り畳み自転車などでも配達は可能になっています。
スマートフォン
配達依頼やマップを確認するため、スマートフォンは必須です。
もちろん新しいものを購入する必要はなく、今使用しているものでOK。
ただし、バッテリーの容量は消耗が激しいです。
タイミングよく買い替える場合などは、バッテリー容量が多めのものをおすすめします。
- LG V60 ThinQ 5G
- moto g7 power
- OPPO A5 2020
上記は5000mAhの大容量バッテリーを搭載したスマートフォンです。
(参考までにIPhone13の場合は、3227mAhのバッテリーとなります。)
出前館キャップ
Uber Eats などと違い、出前館配達員は「出前館キャップ」の着用が必須。
出前館キャップはアカウント登録後5日以内に登録住所へ郵送されます。
出前館キャップは被らないとどうなる?
- お客様よりクレームが入る
- アカウント停止や失効になる可能性がある
出前館キャップを被らず配達することで、お客様よりクレームが入ることも。
複数回クレームが入る場合や一度重大なクレームが入るだけでもアカウントが停止・失効です。
出前館キャップはしっかりと被って配達するようにしましょう。
服装に注意:ハーパン・サンダルはNG
出前館では服装の指定があり、ラフすぎる格好は×です。
【服装のOK例】
- 上着:白のポロシャツ
- ズボン:無地の黒ズボン
- 靴:安全なスニーカー
【服装のNG例】
- 上着:派手なパーカー
- ズボン:ハーパン
- 靴:サンダル
制服を着ているアルバイト配達員もいますが、業務委託契約の場合は必須ではありません。
NGな服装ではクレームが入る恐れもありますので、落ち着いた服装で配達しましょう。
デリバリー専用のバッグ
業務委託の出前館配達員は自分でデリバリー用のバックを用意する必要があります。
バッグについて、出前館のロゴが入っている必要はありません。
ロゴなしのデリバリーバッグはAmazonや仕入館でも入手可能で、相場は4000円前後。
ただし、他社デリバリーのロゴが見えているのはNG。
隠せば問題はないとのことなので、Uber Eats の場合でも隠せば共用はできます。
ヘルメット
出前館配達員に限らず、バイクでは法律上ヘルメットが必須です。
自転車の場合は法律上必須ではありません。
ただし配達中に事故に合う可能性も少なからずあります。
安全面を考慮すると、自転車でもヘルメットはマストだと考えておきましょう。
ホームセンターやAmazonなどで2000~10000円ほどで購入可能。
任意保険
繰り返しですが、各車両の任意保険に加入しておきましょう。
万が一の事故に備えて、必要なものになります。
緩衝材
商品をバッグに入れて配達するためには、緩衝材が必須です。
緩衝材がないと揺れや傾きが激しいため、商品の中身が崩れてしまいます。
飲み物やスープ、カレーなど液体の飲食物も多いため、Amazonなどで購入しておきましょう。
上記のような300~1000円ほどの商品が多数あります。
出前館の配達員で必要なもの【あると便利】
ここでは配達する際にあると便利なものをご紹介します。
必須ではないですが持っていると役立つことが多いので、ご参考にしてみてください。
スマホホルダー
配達時にはマップなども使用するため、スマホホルダーが便利です。
逆に手でスマホを持ちながら運転すると違反になってしまいますよね。
スマホホルダーに関してはほぼ必須といっていいほど、用意しておくべきアイテムになります。
Amazonやホームセンターなどで1000~5000円程度で購入可能です。
モバイルバッテリー
スマホのバッテリー容量がそこまで多くない場合、モバイルバッテリーがおすすめ。
長時間マップや配達アプリを起動していると、かなりバッテリーの消耗が激しいからです。
スマホの容量によるが1回はフル充電できる5000mAh以上が良いです。
Amzonや家電量販店でも3000円程度から商品があります。
例えば、上記のようにコンパクトなものであれば、配達時にも便利です。
ちなみにこちらの値段は3590円となっています。
ウェットティッシュ
小さくても良いのでウェットティッシュを用意しておくと、意外に役立ちます。
商品が漏れているときや手が汚れた時などに便利です。
100均やコンビニでも安く購入できるので用意しておきましょう。
出前館の配達員で必要なもの【その他】
ここまで必要な書類やアイテムについて解説しましたが、その他に最も大切なものがあります。
それは「トラブルに応じない心」です。
トラブルに動じない心
- 配達アプリの不具合
- 商品の崩れや漏れ
- お客様や店舗からのクレーム
- 配達先の住所の誤り
配達員として活動している以上、上記のようなトラブルが発生する可能性もあります。
Twitterでの配達員の声
実際にTwitterで見てみると・・・
このようにトラブルに見舞われる配達員が少なからずいるようです。
もちろん配達員のミスではないため、気にする必要はありません。
とはいえ、現場で対応するのは自分自身です。
こうしたトラブルに動じない心があると良いですね。
出前館の配達では特に重要な心構え
Twitterの口コミでもわかるように出前館の配達アプリは不具合が多いようです。
もちろんアプリも少しずつ使いやすくなってきてはいますが、まだまだ配達員の不満はある様子。
Uber Eat の配達アプリと比較してもまだ使い勝手は途上になります。
今後もトラブルが発生する恐れはあるため、これに動じず冷静に対応できる心構えが大切ですね。
とくにフードデリバリー配達員はモチベーションがないと仕事を休みがちになります。
しっかりと安定して稼ぐためにも、重要といえるでしょう。
まとめ
出前館の配達員の登録時と配達時に必要なものや書類を解説しました。
必要になるものは基本的にUber Eats 配達員と同じです。
ただし、以下は出前館配達員のみ必要になります。
- 自転車の任意保険(登録時に必要)
- 出前館のキャップ(配達時に必要)
- 白のポロシャツ、黒無地のパンツ(配達時に必要)
着用義務はないですが自転車配達のヘルメットも用意したほうが無難です。
どうしてもスピードを出しがちになりますし、不慣れな道を走ることになります。
普段の自転車の使い方と変わるため、事故のリスクに備えたほうがいいです。
これから配達員として働きたい方は用意しましょう。
今後はUber Eatsだけでは稼げない
最後に2018年頃から配達員をやっている僕からこの業界のトレンドをお話します。
- Uber Eatsは稼ぎにくくなった
- 「掛け持ち」スタイルが増えた
この仕事で収入をある程度得るには、配達をいかにこなすかが重要です。
しかし、今は配達員が増え配達依頼が受けづらい=稼ぎづらいんですよね。
今から始めるなら、2つのデリバリーサービスを登録するのが賢い選択です。
メインで稼ぐなら『Uber Eats』
先ほどUber Eats が稼ぎづらいとお伝えしましたが、あくまでも昔と比較してです。
今もなんだかんだで稼げます。そのためメインで稼ぐならUber Eats 一択でしょう。
【Uber Eats の配達パートナーに登録する】※リンク先:Uber Eats 公式サイト
サブで登録するなら『出前館』
サブで配達するなら個人的には出前館がオススメです。
『出前館』:配達報酬が高い
出前館はUberと比べて1件あたりの配達報酬が2倍と高額。
インセンティブも高いため、効率的に稼げます(例:夕方の都内で配達の場合)。
会社 | 最低報酬 | インセンティブ | 1配達の報酬 |
---|---|---|---|
Uber | 300円〜 | 1.1〜1.4倍 | 330〜420円 |
出前館 | 550円〜 | 1.1〜2倍 | 605〜1,100円 |
同じ労力でも出前館ならUber と比べて2倍稼げる計算です。
出前館に登録しないとむしろ損。得られるはずの収入を自ら捨てるようなもの…。
【出前館の配達パートナーに登録する】※リンク先:出前館 公式サイト
稼げるのは今だけ(登録が遅いと損)
ちなみに掛け持ちをするなら早めの登録が無難です…。理由は以下の通り。
- 2社の配達報酬が今後下がる恐れがある
日本に上陸した頃のUber Eats は配達員を増やすため報酬を高くしていました。
ただ配達員が増えてからは報酬をどんどん下げているんです。
出前館の報酬が高いのもUberを追い抜きたい今の時期だけだと考えます。
来年にはUberと同様に報酬を引き下げてくるでしょう(1件600円⇒300円になるかも)。
想像してください。配達の労力は同じで汗水たらして一生懸命自転車を漕ぎます。
だけど報酬は今より半分に落ちている状況を…。自分の稼ぎの低さに愕然とするはず。
イヤですよね?フーデリの副業に興味があるならすぐに登録しないと損ですよ!
2社に興味がある方にオススメ記事
Uber Eats と出前館は日本のフーデリ市場の2大勢力。
「どっちかで配達したい」「どっちも登録したい」といった方も多いはず。
下記の疑問を抱く方も少なくないためそれぞれ解説記事を用意しました。
- Uberと出前館ってどっちが稼げる?
- 掛け持ちで配達する際の注意は?
せっかくなら効率的に稼ぎたいという方は読まないと損ですよ!


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