Uber Eatsを始めたいけど、堺市だと稼げるのかどうか気になりますよね。
Uber Eatsは堺市エリアで十分稼ぐことができます。
ただし、「稼げる場所」「稼げるコツ」を理解しておかないと難しいです。
本記事では、堺市でUber Eats配達員をこれから始める人に向けて、解説します!
- Uber Eatsはそもそも稼げるの?
- 堺市でUber Eatsをやる際の注意点は?
…というあなたには、本記事を読めば疑問が解決できるはず!
※近隣エリアの解説記事もあります。お近くに住んでいる方は要チェック!
Uber Eats ×堺市で稼げるエリア3選
堺市でUber Eats配達員を行うなら以下の3つのエリアがオススメ。それぞれ解説しましょう。
- 南海本線堺駅、御堂筋線北花田駅
- 御堂筋線なかもず駅周辺
- JR阪和線鳳駅周辺
堺市で稼げるエリア(1)「堺駅」「北花田駅」周辺
このエリアが稼げる理由は以下のように、Uber Eats の利用者と加盟店が多いためです。
- 大阪市内へのアクセスがよく、家族で住む人が多い
- それぞれイオンモールがあり、Uber Eats 対応の飲食店が多い
堺駅には「イオンモール堺鉄砲町」が、北花田駅には「イオンモール北花田」があります。
イオンモールにはフードコートがあり、Uber Eats 対応の飲食店がたくさん入っています。
Uber Eats の利用者と加盟店が程よくあるため、配達が途切れにくく稼ぎやすいです。
また、堺駅周辺から北花田駅の間には飲食店も多いのも魅力のひとつ。
2駅間を合わせて行ったり来たりしながら配達できるので配達回数が稼ぎやすいですね!
堺市で稼げるエリア(2)「なかもず駅」周辺
同エリアが稼ぎやすい理由は以下の通りです。それぞれ解説しましょう。
- ターミナル駅で住宅・飲食店が集まっている
- 大阪府立大学があり大学生が多く住んでいる
なかもず駅は、地下鉄御堂筋線と南海高野線、泉北高速鉄道のターミナル駅。
家族連れが多く住むエリアで、駅近辺には住宅街や飲食店がかなり多いです。
Uber Eats の利用者や加盟店が多いため、配達依頼を連続でもらいやすいですね。
加えて、なかもず駅近くには大阪府立大学があるのもポイント!
偏差値や就職率も高いことも相まって、公立大学ながら下宿している大学生がたくさんいます。
学生向けマンションが多く、週末や長期休みでフードデリバリーを注文するんですよね。
ファミリー層と学生層の2つから注文が来るため、配達依頼を獲得しやすいため稼ぎやすいです。
堺市で稼げるエリア(3)「鳳駅」周辺
鳳駅が稼げる理由は下記の2つです。こちらもそれぞれ解説しましょう。
- 快速停車駅で大阪市内へ通勤がしやすい
- 大企業の事業所が複数ある
JR阪和線鳳駅は快速停車駅となっているため、大阪市内へ通勤する人がたくさん住んでいます。
浜寺公園が近くにあるため、家族連れに人気のエリアです。
また、鳳駅エリアの海沿いには、大企業の事業所が複数あります。
家族連れや、独身寮やワンルームマンションに住んでいる若い世代が多いのが特徴です。
堺市の中でUber Eats 利用者層が集まっているため、配達依頼をもらいやすいですね。
そのため、同エリアも堺市の中では稼ぎやすいと考えます。
Uber Eats ×堺市でオススメの待機場所
Uber Eats 配達員として稼ぐには、どこで配達依頼を待つかも重要です。
配達員の収入は配達回数に比例するため、効率よく回数を稼ぐに必要があるから。
効率的にするには、お店で料理を受取る時間(専門用語でピック)を短くするのが一つの手。
加盟店までの移動を短くすれば、1回の配達時間を短縮でき、配達回数を稼ぎやすくなります。
そのため、待機場所はUber Eats 加盟店に近いところを選ぶのが鉄則!
効率よく配達すればスタミナの消耗を抑えられるため、1日の稼働時間も増やすことも可能です。
ここでは、先ほど解説した堺市で稼げるエリア内でオススメの待機場所を解説します。
「堺駅」「北花田駅」周辺:各イオンモール
堺市エリア北部で配達する人は、2つのイオンモールが待機場所としておすすめです。
イオンモール内にUber Eats 加盟店がありますし、周辺にも加盟店がります。
ここで待機さえすれば、モール内や周辺の加盟店から届く配達依頼にすぐに対応できます。
また、施設内にはフードコートはもちろん、専門店街や本屋、ゲームセンターなどもあります。
「少し疲れたとき」「オフピークのとき」などの際に過ごし方で困りません。
専業の人だと長く待機することもありますが、ここなら飽きないでしょう。
ちなみに、南海堺駅の近くには「ラウンドワン堺駅前店」もあります。
気分転換を兼ねて遊びながら待機するのも、1つの方法ですよ。
「なかもず駅」周辺:ときはま線沿いの飲食店
なかもず駅周辺では、なかもず駅~新金岡駅を結ぶ「ときはま線」沿いがオススメです。
ときはま線沿いには飲食店が多数あるため、日替わりで待機場所を選べるため飽きが来ません。
もちろん、Uber Eats 加盟店も多いですので、様々なお店から配達依頼が届きやすいです。
特になかもずと新金岡の中間は、なかもず駅周辺の配達も、新金岡駅周辺の配達も依頼が届きます。
配達回数を稼ぎやすい待機場所ですのでめっちゃおすすめです。
「鳳駅」周辺:アリオ鳳
JR阪和線鳳駅周辺では地元民から人気のショッピングモール『アリオ鳳』がおすすめ。
アリオ鳳は、JR阪和線鳳駅から自転車で5分のところにあります。
ショッピングモールですので、イオンモールと同じく、待機時間の過ごし方に飽きがきません。
施設のフードコートに加盟店があるため、快適に過ごしつつ配達依頼に備えられます。
また、アリオ鳳周辺にも飲食店が多く、周辺からの配達依頼も届くのも魅力の一つです。
Uber Eats ×堺市の目安収入:月1.8万円〜22万円
Uber Eats配達員が堺市でどれぐらい稼げるかを、試しに計算してみました。
本記事では、専業と副業それぞれを以下の勤務時間とします。
- 専業の場合:1日あたり8時間 週5日
- 副業の場合:1日あたり4時間 週1日
1回の配達を平均値として450円、2時間で5回配達すると仮定します。(350回以上配達した経験談)。
専業は月22万円:追加インセンティブ狙いがマスト
専業の方は、配達回数によって報酬がもらえる「通称:日跨ぎクエスト」を狙うことです。
日跨ぎクエストは以下のように指定の期間内に指定の配達回数を達成すると報酬が得られます。
- 月曜日から木曜日の間に〇回配達すると△円
- 金曜日から日曜日の間に■回配達すると★円
1回の配達で稼げる基本報酬とは別で得られるため、収入増を狙いやすいんですよね。
エリア、時期によって報酬や回数などが異なりますが、本記事では「40回 5000円」に統一します。
稼働日は、月~木が3日、金~日が2日の週5日とします。
8時間だと1日当たり20回配達となりますので、単純に配達のみで1週間あたりの報酬は以下です。
450円/回×20回×5日=4万5000円
「日跨ぎクエスト」を2回とも達成すれば、1週間で「5,000円×2=1万円」が上乗せされます。
配達のみの報酬と日跨ぎクエストの報酬を合計すると、1週間で5万5,000円稼げる計算です。
4週間とすると、月収は4倍の22万円となります。日跨ぎクエストの効果、大きいですよね。
Uber Eats 専業の人が22万円以上稼ぐためには、以下も積極的に狙うと良いです。
- 特定の時間に配達すると報酬額が1.1倍~1.3倍に増える「ブースト」
- 雨の日に配達すると100円~1200円追加でもらえる「雨の日ボーナス」
- (おまけ)注文者から評価されたときに、注文者から追加報酬がもらえる「チップ」
ただし、堺市の自転車配達では他の郊外地域と比べて「ブースト」が少なくなっています。
ブーストが少ないと1回あたりの報酬が減りますので、自転車配達だと「回数」を稼ぐのが重要です。
回数を稼ぐためには、以下のことを意識しておきましょう。
- 配達依頼の届きそうな日や時間を狙う
- 待機時間を極限まで減らす
- レストランで荷物を受け取るときに、遠いところからの依頼を受けない(目安は10分以上)
副業は月1.8万円:暇つぶしのサイクリングの稼ぎなら十分
副業の場合は、2時間で5回の配達ですから、4時間配達すると10回という計算になります。
つまり毎週「450円/回×10回=4500円」稼げます。月にすると1万8,000円!
専業と比べるとグンと収入が減りますが、収入は配達回数に比例するため仕方がありません。
家でダラダラ過ごす時間を、サイクリングに充てる感覚で1.8万円稼げるなら十分だと思います。
年間にしたら21万6000円アップする計算ですからね。
お小遣い稼ぎを健康的に行えるので、個人的には十分な収入だと思います。
配達に慣れれば回数が稼げるため、更に収入アップすることも可能です。
Uber Eats ×堺市で稼ぐための3つのコツ
最後は、堺市でUber Eats 配達パートナーとして稼ぐためのコツを解説します。
具体的には下の3つを押さえるようにしてください。
- 現金払いは絶対条件
- 南部はバイク配達のほうがいい
- 北部は自転車配達のほうがいい
稼ぐコツ(1)現金払いは絶対条件
堺市などの郊外では「現金払い」は絶対条件です。
現金払いは金銭トラブルのもとになりやすいこともあって、ある程度配達員としての信用がある(=40回以上配達する)と対応できるようになります。
しかし、おつり計算のめんどくささや、都心部を中心に現金払いで変な客と遭遇したという情報が流れていることから、現金払いを拒否している配達員も多いです。
実は、郊外ではクレジットカードを持っていない学生や子供が、Uber Eatsを頼むことが多いです。郊外で配達している私の体感ではは3割前後の注文者が現金払いを希望しているので、現金払いを希望しないと稼ぎにくくなってしまいます。
なぜなら、クレジットカードを持っていない学生や子供が、Uber Eatsを頼むことが多いため。
Uber Eatsで稼ぐために最も大切なのが「配達機会を逃さない」こと。
アルバイトだと暇な時間でもお金が入ってきますが、Uber Eatsはインセンティブ報酬制のため、配達がない時間は一銭も稼げません。。
少々めんどくさく感じるかもしれませんが、稼ぐためには現金払いにも対応し、配達機会を逃さないようにしましょう。
稼ぐコツ(2)堺市の南エリアはバイク配達がおすすめ
なかもずより南で配達する人は、バイク配達のほうがいいです。
なかもずより南では、駅近くの団地やマンションに人が密集しているというよりは、一戸建てや平屋のアパートが多いです。
そのため、配達距離は北部と比べて長くなる傾向にあります。
自転車だと、かなりスタミナを求められることはもちろん、配達回数が稼げない=稼ぎにくいといえます。
ガソリン代はかかりますが、差し引いてもバイク配達のほうが稼ぎやすいです。
稼ぐコツ(3)堺市の北エリアは自転車配達がおすすめ
反対に、北部での配達は自転車配達のほうがいいです。
自転車配達がおすすめな理由は、堺市周辺の道路状況にあります。
- 一方通行が多い(自転車は反対方向でも通行可)
- 住宅街の中に狭い道がある
- なかもず周辺を筆頭に渋滞が多い
特に、なかもず周辺や北花田周辺はラジオの交通情報に取り上げられるほどの渋滞スポットです。
以下の箇所では、よく渋滞が起きています。
- なかもず駅周辺のときはま線
- イオンモール北花田の周辺道路
- なかもず駅周辺の国道310号線
- 南海高野線中百舌鳥駅から1本南の踏切(開かずの踏切として有名)
特に南海高野線中百舌鳥駅を跨ぐ渋滞では、自転車だと地下通路を使って回避できますが、バイクは通行不可です。
渋滞などで余計な時間を使ってしまいますと、稼げなくなってしまいますので注意しましょう。
まとめ
堺市でUber Eats 配達パートナーとして稼ぐコツや注意点を解説しました。
Uber Eats で稼ぎたいならエリア特性や待機場所選びなどを踏まえると効果的!
とはいえ、1番は自分で実際に配達してみて、自分なりの戦略を作ることが重要です。
少しでも気になった方は、実際にUber Eats配達員に登録して始めてみましょう。
登録してたからといって必ず配達する必要ないので、気軽に経験を積んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに大阪市に職場や自宅があれば大阪市で稼働するのもあり。
大阪府で一番稼げるエリアですので今回紹介したエリアより稼げるはず。
下記記事に大阪市内で稼げるエリアを解説しているので気になる方は要チェック!

Uber Eats ×大阪で稼げるエリア3選【収入UP術も6つ解説】
今後はUber Eatsだけでは稼げない
最後に2018年頃から配達員をやっている僕からこの業界のトレンドをお話します。
- Uber Eatsは稼ぎにくくなった
- 「掛け持ち」スタイルが増えた
この仕事で収入をある程度得るには、配達をいかにこなすかが重要です。
しかし、今は配達員が増え配達依頼が受けづらい=稼ぎづらいんですよね。
今から始めるなら、2つのデリバリーサービスを登録するのが賢い選択です。
メインで稼ぐなら『Uber Eats』
先ほどUber Eats が稼ぎづらいとお伝えしましたが、あくまでも昔と比較してです。
今もなんだかんだで稼げます。そのためメインで稼ぐならUber Eats 一択でしょう。
【Uber Eats の配達パートナーに登録する】※リンク先:Uber Eats 公式サイト
サブで登録するなら『出前館』
サブで配達するなら個人的には出前館がオススメです。
『出前館』:配達報酬が高い
出前館はUberと比べて1件あたりの配達報酬が2倍と高額。
インセンティブも高いため、効率的に稼げます(例:夕方の都内で配達の場合)。
会社 | 最低報酬 | インセンティブ | 1配達の報酬 |
---|---|---|---|
Uber | 300円〜 | 1.1〜1.4倍 | 330〜420円 |
出前館 | 550円〜 | 1.1〜2倍 | 605〜1,100円 |
同じ労力でも出前館ならUber と比べて2倍稼げる計算です。
出前館に登録しないとむしろ損。得られるはずの収入を自ら捨てるようなもの…。
【出前館の配達パートナーに登録する】※リンク先:出前館 公式サイト
稼げるのは今だけ(登録が遅いと損)
ちなみに掛け持ちをするなら早めの登録が無難です…。理由は以下の通り。
- 2社の配達報酬が今後下がる恐れがある
日本に上陸した頃のUber Eats は配達員を増やすため報酬を高くしていました。
ただ配達員が増えてからは報酬をどんどん下げているんです。
出前館の報酬が高いのもUberを追い抜きたい今の時期だけだと考えます。
来年にはUberと同様に報酬を引き下げてくるでしょう(1件600円⇒300円になるかも)。
想像してください。配達の労力は同じで汗水たらして一生懸命自転車を漕ぎます。
だけど報酬は今より半分に落ちている状況を…。自分の稼ぎの低さに愕然とするはず。
イヤですよね?フーデリの副業に興味があるならすぐに登録しないと損ですよ!
2社に興味がある方にオススメ記事
Uber Eats と出前館は日本のフーデリ市場の2大勢力。
「どっちかで配達したい」「どっちも登録したい」といった方も多いはず。
下記の疑問を抱く方も少なくないためそれぞれ解説記事を用意しました。
- Uberと出前館ってどっちが稼げる?
- 掛け持ちで配達する際の注意は?
せっかくなら効率的に稼ぎたいという方は読まないと損ですよ!


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