※報酬は配達距離や時間、地域、プロモーションによって異なります。
※当記事には広告プロモーションが含まれます。
Uber Eats の副業で月どのくらい稼げるのか気になりますよね。
私も2018年頃に始める前にかなり気にしていました。
月収10万円目指す場合の難易度を8つの働き方に分けてシミュレーション。
月収10万円を目指すのに週何時間配達する必要があるのかも解説しています。
あなたが想定している働き方を見れば月収10万円が厳しいのかどうか分かります。
Uber Eats の仕事始めたいけどいくら稼げるのか気になる方は必見です。
【結論】Uber Eats 月収10万円の難易度について
結論だけサクッと知りたい方向けに、本記事の内容をまとめると以下のとおり。
詳しい解説は以下の本文をご確認ください。
前提:Uber Eats の報酬の仕組み
シミュレーションも読み解くには、Uber Eats の報酬体系を理解が欠かせません。
Uber Eats の報酬の仕組みについてカンタンに解説します。
配達単価×配達回数の完全出来高制
Uber Eats の報酬は以下のように完全出来高制です。
労働時間でお金をもらうのではなく、配達した分だけ報酬を得られる仕組み。
「配達単価を上げる」「配達回数を増やす」の組み合わせで報酬を増やせます。
社員やアルバイトのときのように会社・店と雇用契約を結ぶわけではないのです。
Uber Eats から配達業務を請け負うという契約で仕事をします。
何時間働いたら必ず時給◯◯円もらえるワケではないので注意してください。
報酬の仕組み
Uber Eats の報酬は大き分けて配達料+インセンティブの2つ。
それぞれどのように報酬が決まるのかカンタンに解説します。
配達料(ベースとなる報酬)
Uber Eats の配達料は「基本報酬」+「配達調整金額」で決まります。
- 基本報酬:「商品の受け取りにかかる時間」や「移動距離」で決まる
- 配達調整金額:商品の受け取り時間やエリア内の配達員の数などで決まる
インセンティブ(配達料とは別に得られる報酬)
Uber Eats のインセンティブは以下のように4種類あります。
- シミ:配達報酬に+100円〜300円
利用者が増える時間帯になると、配達員専用アプリのマップ上に赤いシミが出現。
このシミの範囲内で1回配達を完了すると、報酬に+100〜300円が加算されます。
- ブースト:配達報酬の1.1〜1.3倍が加算
地域と時間帯によって特定のエリアに適用されるインセンティブのこと。
エリア内で配達を完了すれば、配達単価の×1.1〜1.3が報酬に加算されます。
- クエスト:3日以内に10回配達すると+1000円など
指定の期間内に指定の配達回数を達成すると得られるインセンティブのこと。
副業で行うより回数を稼ぎやすい専業方のほうが達成しやすいです。
Uber Eatsで月収10万円の難易度
結論を先に述べるとUber Eats の副業で月収10万円は可能です。
ただし「どこで・月何時間・なんの車両で配達するか」で難易度が変わります…。
「◯◯のケースの場合、月10万円は目指せるけどハードルがクソ高い」なんてことも。
ちなみに都市と比べて地方のほうが月収10万円達成の難易度が高くなります。
月収10万円の達成難易度を8つの働き方に分けて解説しましょう。
シミュレーションの前提条件
Uber Eats 配達の初心者が行う前提で、以下の3つの要素を基に算出しました。
- 配達エリア:地方 or 都市(配達単価や配達回数に影響)
- 稼働スタイル:副業 or 専業(配達回数に影響)
- 配達車両:自転車 or バイク(配達回数に影響)
上記をベースにそれぞれの組み合わせで以下の条件を設定。
配達単価(1件) | 地方_報酬単価 | 500円 | – |
都市_報酬単価 | 600円 | ・都市部はUber Eats の需要が高くインセンティブが付きやすい ・配達単価は地方より高めの600円と仮定 | |
1時間あたりの配達数 | 地方_初心者 | 2回 | ・加盟店同士や届け先が離れており、移動距離が長くなりやすい ・初心者は1時間2回しか配達できないと仮定 |
都市_初心者 | 3回 | ・加盟店同士も近くなるため移動距離が短くなると仮定 ・初心者でも1時間3回は配達できると仮定 | |
稼働スタイル | 副業 | 月36時間 | ・平日夜3時間×3日間×4週で計算 |
専業 | 月120時間 | ・1日6時間×5日間×4週で計算 | |
配達車両 | 地方_自転車 | 0.7(係数) | ・地方は移動距離が長くなるため、体力の消耗を考慮 ・係数を0.7に設定 |
地方_バイク | 1.2(係数) | ・体力の消耗も少なく長距離移動も時短できると仮定 ・係数を1.2に設定 | |
都市_自転車 | 0.9(係数) | ・地方と比べれば移動距離が短くなる ・地方の自転車と比べて体力の消耗の影響が低いと仮定 ・係数を0.9に設定 | |
都市_バイク | 1.3(係数) | ・地方と比べれば移動距離が短くなるため、 ・バイクによる時短効果を考慮して係数を1.3に設定 |
地方で月収10万円:ハードルが高い
地方でUber Eatsの配達を行う場合のシミュレーションは以下のとおり。
No | 働き方 | 計算式 | 平均月収 | 平均時給 | 月収10万円の難易度 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 地方 × 初心者 × 副業 × 自転車 | ¥500 × 2回 × 月36時間 × 0.7 | ¥25,200 | ¥700 | × |
2 | 地方 × 初心者 × 副業 × バイク | ¥500 × 2回 × 月36時間 × 1.2 | ¥43,200 | ¥1,200 | × |
3 | 地方 × 初心者 × 専業 × 自転車 | ¥500 × 2回 × 月120時間 × 0.7 | ¥84,000 | ¥700 | △ |
4 | 地方 × 初心者 × 専業 × バイク | ¥500 × 2回 × 月120時間 × 1.2 | ¥144,000 | ¥1,200 | ◯ |
初心者で月収10万円を達成できるのはNo.4の働き方のみ。
バイクで専業(月120時間)稼働する場合は、余裕で達成できる見込みです。
ただし、シミュレーション上では地方の配達単価を500円と厳しめに設定している状態。
クエスト達成で報酬が数千円つくケースもあり得るので、配達単価が高くなる可能性も。
No.3の働き方でも月収10万円を目指すことも可能です。
都市で月収10万円:ハードルが低い
都市部でUber Eatsの配達を行う場合のシミュレーションは以下のとおり。
No | ケース | 計算式 | 平均月収 | 平均時給 | 月収10万円の難易度 |
---|---|---|---|---|---|
5 | 都市 × 初心者 × 副業 × 自転車 | ¥600 × 3回× 月36時間 × 0.9 | ¥58,320 | ¥1,620 | × |
6 | 都市 × 初心者 × 副業 × バイク | ¥600 × 3回 × 月36時間 × 1.3 | ¥84,240 | ¥2,340 | △ |
7 | 都市 × 初心者 × 専業 × 自転車 | ¥600 × 3回 × 月120時間 × 0.9 | ¥194,400 | ¥1,620 | ◎ |
8 | 都市 × 初心者 × 専業 × バイク | ¥600 × 3回 × 月120時間 × 1.3 | ¥280,800 | ¥2,340 | ◎ |
地方と比べると月収10万円の難易度はグンと下がります。やはり都会が稼ぎやすいですね。
No.6 の働き方だと月収は約8.5万円ですが、追加で7時間配達すれば月収10万円に達します。
頑張ればUber Eats で月10万円稼ぐことも可能です。
専業として稼働するなら配達車両に関係なく余裕で月収10万円は稼げます。
掛け持ちのメリットは以下の記事で解説。知らないと月に数万円以上は損します…。
月収10万円に必要な週稼働時間
ここではUber Eats 初心者が週何時間配達すれば月収10万円稼げるのか解説します。
前述の表を参照に地方 or 都市と自転車 or バイクの組み合わせで週の稼働時間を算出してみました。
働き方 | 計算式 | 平均月収 | 平均時給 |
---|---|---|---|
地方 × 初心者 × 自転車 | ¥500 × 2回 × 0.7 | ¥25,200 | ¥700 |
地方 × 初心者 × バイク | ¥500 × 2回 × 1.2 | ¥43,200 | ¥1,200 |
都市 × 初心者 × 自転車 | ¥600 × 3回 × 0.9 | ¥84,240 | ¥1,620 |
都市 × 初心者 × バイク | ¥600 × 3回 × 1.3 | ¥194,400 | ¥2,340 |
月収10万円を目指す場合、週の稼働時間は以下のとおり。
参考までに一般的な週の労働時間(1日8時間×5日)と比較。それぞれ解説します。
目標月収 | 働き方 | 平均時給 | 稼働時間(月) | 稼働時間(週) | 一般的な労働時間(週) | 割合 |
---|---|---|---|---|---|---|
¥100,000 | 地方 × 初心者 × 自転車 | ¥700 | 143時間 | 36時間 | 40時間 | 89% |
¥100,000 | 地方 × 初心者 × バイク | ¥1,200 | 83時間 | 21時間 | 40時間 | 52% |
¥100,000 | 都市 × 初心者 × 自転車 | ¥1,620 | 62時間 | 15時間 | 40時間 | 39% |
¥100,000 | 都市 × 初心者 × バイク | ¥2,340 | 43時間 | 11時間 | 40時間 | 27% |
地方×初心者×自転車:週36時間
地方×自転車の組み合わせの場合、Uber Eats の配達に週36時間も充てないといけません。
1日換算にすると1日5時間も配達する必要があります。
一般的な労働時間が40時間(1日8時間×5日)と考えるとかなり大変です。
本業もやりつつ週36時間行うのは、時間的そして体力的にほぼ無理ゲーに近いですね…。
専業で行うなら週36時間配達することは可能ですが、それをやっても月収10万円。
初心者が地方で自転車配達で月収10万円目指すのはムリそうですね。
地方×初心者×バイク:週21時間
地方×バイクの場合は週20時間の配達が必要です。1日換算だと3時間。
毎日3時間、Uber Eats の配達に時間を充てれば月収10万円が可能です。
地方×自転車と比べるとハードルはそこまで高くなさそうです。
例えば、土日1日6時間配達するといった働き方をすれば平日の稼働時間を減らせます。
本業と並行しても目指せなくはないといえそうです。
都市×初心者×自転車:週15時間
都市×自転車の場合、地方×バイクから更に週の稼働時間が短くなります。
週15時間なら平日の5日間×3時間という稼働でも可能です。
土日は1日6時間(計12時間)、平日5日間で3時間稼働という働き方もできます。
副業でも余裕で月収10万円を目指せるラインといえます。
都市×初心者×バイク:週11時間
都市×バイクなら平日は毎日2時間ちょっとだけ配達するスタンスで大丈夫そうです。
土日のどっちかだけ1日6時間、平日の5日間で5時間分稼働という働き方もできます。
「いつでもどこでもご自身の都合に合わせて稼働する」という働き方を体現できますね。
それでいて月収10万円です。給与と別にこれだけ貰えたらめっちゃいいですよね。
Uber Eatsで月収10万円を目指す9つのコツ
Uber Eats で月収10万円を目指す場合の難易度や週の必要稼働時間を解説しました。
解説のとおり、都市のほうが月収10万円は目指しやすいです。
ただし、配達単価を低めに設定していますし、インセンティブの考慮もありません。
工夫次第で効率よく収入を上げる方法があるため解説します。
稼ぎコツ | 具体的なコツ |
---|---|
曜日・時間帯×稼ぐコツ | ・ランチ・ディナータイムに配達 ・土日や祝日に配達 |
エリア×稼ぐコツ | ・特定エリアで配達 ・複数エリアで配達 |
その他×稼ぐコツ | ・掛け持ち配達(合理的に一番おすすめ) ・配達車両を変更 |
大前提:配達回数と単価を上げる
労働時間でお金をもらうのではなく、配達した分だけ報酬を得られる仕組み。
「配達単価を上げる」「配達回数を増やす」の組み合わせで報酬を増やせます。
この大前提を踏まえつつ、2018年から配達している僕から稼ぐコツを伝授します!
曜日・時間帯×稼ぐコツ(2選)
利用ニーズが高い時間帯に稼働すると、配達回数と単価のUPを狙えます。
「ニーズが高い分、配達依頼が増える」という図式だからです。
稼げる時間帯で配達(昼食・夕食時が◎)
11時~13時のランチ時か18時~20時のディナー時はニーズが高まります。
この時間帯で稼働すれば配達依頼が増えるため、稼ぎやすいでしょう。
稼げる曜日で配達(休日が◎)
注文が増える傾向は曜日でも現れます。個人的には以下の曜日がおすすめ。
- 日曜日、土曜日:休日のためUber Eats の注文が高まる
- 月曜日:祝日となった場合は休日と同様にニーズが高まる
以下の記事で土日のみで稼働した場合の収入や平日に稼げない理由などを解説。
稼げなくても良いという人は読まなくて大丈夫です。
エリア×稼ぐコツ(2選)
前述のとおり、基本的には加盟店の多いエリアは稼げます。
ただしそれ以外でもエリアでどう立ち回って配達するかも重要です。
特定エリアで配達
特定のエリアで配達し続けると近道がわかり配達時間を短縮できます。
1時間あたりの配達回数を増やせるため、稼ぎやすくなるのでおすすめです。
複数エリアで配達
特定のエリアで土地勘を身に着けたら、別エリアで土地勘を身に着けましょう。
配達が得意なエリアが広いと依頼が貰いやすい場所がわかり稼げます。
その他×稼ぐコツ(2選)
時間帯・エリアの観点で意外でも稼ぐコツはあります。
掛け持ちで配達
出前館やWolt、といった他のフードデリバリーの配達員になるのもおすすめ。
掛け持ちすれば依頼を受け取る確率を2倍にでき、配達回数を増やしやすく稼げます。
配達車両を変更
稼働するエリアの特性や稼働時間を踏まえて、配達車両を変えるのもお勧め。
配達車両 | 向いているエリア |
---|---|
自転車 | ・加盟店同士が密集している ・小回りの良さが求められる ・平坦な道が多い |
バイク | ・加盟店同士が離れている ・渋滞が少ない ・坂道が多い |
まとめ
働き方別でUber Eats 初心者が副業で月収10万円を目指す場合の難易度を解説しました。
要点をまとめると以下のとおりです。
- Q地方でUber Eats 初心者が副業としてやる場合、月収10万円は目指せる?
- A
地方で稼働の場合、自転車で配達する場合はほぼムリ(専業でやるなら可能)
バイクなら週21時間配達できるなら月収10万円は目指せる
- Q都市でUber Eats 初心者が副業としてやる場合、月収10万円は目指せる?
- A
都市なら自転車なら週15時間、バイクなら週11時間やるだけで余裕で目指せる
週13時間というと平日5日間×2時間ちょっとで目指せる
- Q効率よく月収10万円を目指す方法はあるの?
- A
稼働時間や稼働エリアを工夫すると収入を増やしやすい。ピークタイムでなるべく繁華街で配達すれば、配達単価と配達回数を上げられたシミュレーション以上の報酬を得られる
月収10万円を目指す場合、地方より都市のほうが難易度が低いです。
ただし地方の場合でも前述した月収を上げるコツを実践すれば目指せます。
いつでもどこでもご自身の都合に合わせて稼働しながら月収10万円を目指す。
Uber Eats や出前館といったフードデリバリーの仕事だからできます。
私もUber Eats や出前館の副業を始めて、金銭的に余裕が生まれました。
加えて、「気軽に稼げる」という精神的な余裕が生まれた気がします。
この副業に興味があるなら早く始めないと後悔しますよ。
私が早くやっておけば良かって後悔しているんですから間違いないです(汗)
Uberだけでは稼げない(掛け持ち必至)
最後に2018年頃から配達員をやっている僕からこの業界のトレンドをお話します。
- Uber Eatsは稼ぎにくくなった
- 「掛け持ち」スタイルが増えた
この仕事で収入をある程度得るには、配達をいかにこなすかが重要です。
しかし、今は配達員が増え配達依頼が受けづらい=稼ぎづらいんですよね。
今から始めるなら、Uber Eats とは別でフーデリの副業を行うのが賢い選択。
出前館はUberより2倍稼げてお勧め
サブで配達するなら個人的には出前館がオススメです。
出前館はUberと比べて1件あたりの配達報酬が2倍と高額。
インセンティブも高いため、効率的に稼げます(例:夕方の都内で配達の場合)。
会社 | 基本報酬 | ブースト | 1配達報酬 |
---|---|---|---|
出前館 | 550円〜 | 1.1〜2倍 | 605〜1,100円 |
Uber | 300円〜 | 1.1〜1.4倍 | 330〜420円 |
同じ労力でも出前館ならUber と比べて2倍稼げる計算です。
出前館に登録しないとむしろ損。得られるはずの収入を自ら捨てるようなものです…。
【出前館の配達パートナーに登録する】※リンク先:出前館 公式サイト(PR)
出前館で稼げるのは今だけ…
実は報酬ルールの改悪が続き報酬が減ってるんです(昔はもっと稼げた)。
このままだとUber Eats と同じ報酬になるのも時間の問題。
登録するなら今のうちです。手に入るはずの稼ぎを失います…。
登録を後回しする人は「早く行動すれば…」と後悔することになります。
1配達15分&1回だけやって辞めても◎
登録から配達の流れはシンプル。加えて1配達は約15分で終わります。
-
-
STEP1登録3日後に配達員アカウントが発行
-
-
-
STEP2配達アプリをONにし配達依頼を貰う
-
-
-
STEP3ナビに従い料理を届けて1配達が完了
-
自由裁量でいつどこで配達するかは自分自身で決められます。
シフトも無ければ1日何回配達しないといけないなんて縛りもなし。
登録後試しにやって合わなかったら辞めても誰からも怒られません。
掛け持ち中の僕が後悔している話
僕は掛け持ち配達を始めて、金銭的に余裕がでました。
「稼げるんだ」という自信から精神的なゆとりも生まれました。
想像してください。好きなときに働いて経済的&精神的なゆとりのある生活を。
この副業で稼ぐなら出前館の配達員登録しないと損。
早く掛け持ちすればもっと稼げたと後悔してる僕が言うんだからホントです。
毎月2000人が副業の参考に読んでる記事【3選】
フードデリバリーの副業に興味を持っている方はこちらの記事もよく見ています。
「効率よく稼ぎたい」「ムダに疲れるだけで終わるの嫌」という方は読まないと損です。
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